もばらっ！

　平仮名で書くと、原哲夫の悪役が発する断末魔みたいですね。
　もしくは最近流行のラノベのタイトルのつけ方みたい。茂原を舞台にした、何か。木更津でも松戸でもなく、茂原系ノベル。田舎のダルーい空気をダラダラ書き連ねてるの。終始一貫して。
　こんばんは、ヤンです。

　そんなわけで、今年の合宿は千葉県は白子海岸に行ってきました。今年は、というか一昨年も同じ場所だったとか。更に言えば、隣のホテルだったとか。
　私は酒の買出しの為に、早めに出発し、みけと連れたって新宿ドンキへ。歌舞伎町のところは品揃えが良くなかったので、奥の方へ。好き勝手に酒を選んだ後、京パン前へ。
　正直、去年の伊豆は物心が付くか付かないかの頃に一回行っただけなのでハレ中のハレだったのですが、白子は母の実家が近いということもあって、私にとっては微妙にケ。真新しい景色に心躍らせることも無く、この辺はどこまで行ってもテンプレみたいな風景だなこの野郎　和みます、という心持でした。
　ホテルに着いて小休止した後、天気も良いので海へ。台風7号（“7”！）の影響で高い波にタイミングを合わせて靠の練習をしたり、度つきのゴーグルで幼女を見渡したりしてました。一回、波に攫われましたけど。見てた幼女じゃなくて、私が。
　夕食後は花火。やはり台風7号（通称『MARIA』！）の影響で強い風に挫けることなく、果敢に火を灯す我々。浜辺には私達以外にも花火客がいて、あたり一面は煙が霧の様にたちこめていました。
　一日目の飲みは、海ではしゃぎすぎたこともあって早々に退散。

　二日目。吹き付ける風と、激しい雨。私達は一歩も外に出ませんでした。というか、寝てました。だって、雨降ってるんだもの。
　夕方、風邪がぶり返してきたので、飲みに備えて速攻で治す方針に。体暖かくして寝るだけなんですけど。あと、夏風邪じゃ馬鹿みたいで格好悪いので、翼人の呪いということにしときます。みけにも似たような症状出たし。白痴ですが無害です。
　結局なんだかんだで、ペース押さえながら飲むくらいまでは回復出来たので、節制しつつ飲むことに。山田式など定番のことをしたり。ちなみに今、山田式って書こうとしたら、『山田四季』と変換しやがった私のPCは、できておる喃と誉めてやらざるを得ないと思います。　
　あとこの夜はT村のリミッターが解除されました。あんなにガチな野郎だったとは知らなんだ。恐ろしい子。さらには良蔵さんの異種姦概論など、話題が盛り沢山な夜でした。結局五時過ぎまでそんな感じ。

　三日目。昨日の疲れが取れていないどころか、むしろ風邪と併発した腹痛が酷いことに。腹が獣の唸り声のような音を立て、脳内では「わっちの腹が、痛いでありんす！」とホロさんのようでホロさんじゃない、何かが創生されました。所謂、肛門の狼ってやつですね。
　そんな知的瀟洒（知的障害者の略）なことを考えていたのですが、肛門括約筋を活躍させるのに精一杯で、とても口には出せませんでした。ところでホロさんは性的だと思います。これは獣とか関係無しに。
　去年同様、チェックアウトからバスの到着まで時間があるので、使っていない部屋を貸してもらってそこで待機。甲子園を見ながら、UNOをプレイ。
　UNOにも大富豪同様、地方ルールがあると知っていましたが、「オープン」が地方ルールとは知りませんでした。通常、「0（ゼロ）」として認識するカードを私の地元では「Open」の頭文字と認識し、自分の次の人の手持ちカードを晒させるという効果を持っています。小中高と一貫してあったルールで当然のことだと思っていたので、事前確認すらしませんでした。
　まぁ、後半はこのオープンルールを採用してもらいました。採用されたからって私が有利とは限らないんですけど。まぁ、気に入ってもらえたみたいなので何より。
　そうこうしているうちにバスが来て、帰路に。風邪がまたぶり返すかもしれないので、寄り道せずに帰りました。

　明日のパセラツアーに備えて、はやく寝ます。